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定められた「安全評価」を行うことは医療にたずさわる者として当然の義務です。
しかし、私たちはいつも「その先」へ視線を向けています。アレルギー、発ガン性、 そして私たちの子孫への影響など、単一の評価試験では証明しきれないリスクも合わせ、 これからの研究開発において、複数の側面からのアプローチを進めています。
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本試験は、医療機器全体またはその原材料化学物質が培養細胞の増殖率にどの程度影響を与えるかを測定することで、 生体への毒性の有無を予測することを目的としています。

培養細胞に検体液を添加し、その後48時間培養します。培養後、検体液を添加していない場合の細胞数と、 添加した場合の細胞数とを比較することにより、培養細胞の増殖に対する阻害作用の有無を知ることができます。
正常の場合は、一定の速度で増殖を行いますが、異常がある場合は、増殖速度が抑制されるか、 場合によっては死滅することもあります。 |



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高知大学医学部YAMAKIN次世代歯科医療開発講座の実験室で、各種安全性試験に取り組んでいます。 |
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歯科材料における試験は、一般的に物理的及び化学的試験が行われています。しかし、 私たちはそれらの試験と合わせ、生体に対する安全性を医学的見地で、 細胞レベル及び組織学的に確認を行うことを目的とした試験に取り組んでいます。 このため現在、高知大学医学部との共同研究により、無菌室及び動物実験室の環境下でこれらの試験を進めています。 |
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高知大学医学部の実験室にて |
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明らかになった研究成果は、医療従事者の技術情報の裏付けとなるよう、学会発表やレポート発行によって広く公開しています。
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安全性試験レポート各種 [安全性試験レポート/技術レポート/メディカルレポート]
テクニカルサポートにて、資料請求可能です。 |
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